あなたの仕事はAI社会で残るか
Youtube のつながりが続いて、急にある教育関係者の講演の声が流れました。
笑わせたり、冗談を言ってのスタートであり、誰かと思いましたら、以前聞いたことがある民間人から急に大阪の高校の校長先生になったかたでした。
東京大学を出てリクルートに勤めておられました。結局私は著書を買いました。
これ迄の世代とはガラリと世の中が変わるとしています。4年前の本で、高校生に語り替かけていて、その生徒はいま成人を迎えた前後です。
今の世代とガラリと変化
生活の半分以上をスマホやパソコンの中で過ごし、仕事もそこでする世になるとしています。
スカイツリーや超高層ビルは現在の世代のものであり、今後はあのようなものは必要なくなると言います。
もちろんコロナ感染拡大など予想もしないときでしたが、実際に現在から今後は高額の賃料を払ってワンフロアーを借り、一堂に集まって仕事をすることは安全性からも経費面からもなくなる可能性が出て来ました。
講演でも著書でもAIによって残る仕事と消える職業について述べています。少なくとも、現在英語を普通に話すように、プログラミングが自由に組めることが必要になって来ます、と説いています。
ふつうの仕事でAIを取り入れる
さてではどのようなプログラミングが必要かですが、スクラッチでイラストを動かしたり、ロボット模型を移動させたりすることではありません。
その校長先生の本では、AIを自分の仕事に取り入れることができるようなプログラミングです。
私が意味をくみ取って書きますと、AIを高度な技術者が開発するのではなく自分の仕事をもっているひとがその知識でもってAI化ができることが必要です。
そういうひとはAIにより仕事を無くすことはありません。それは海外が考える以上のことを開発する必要があります。そのためにAIプログラムの知識が要ります。
高度なことは専門技術者が仕上げるにしても、AI化できるという可能性が解ったり、おぼろげながらもデザインを描くことができる技能となります。
スクラッチやロボット模型操作はパソコン操作の延長
そういうことが技術的な分野でも、ふつうの販売のお店でも必要になる時代が来ます。
スクラッチやロボット模型操作は、パソコン操作を覚えること、最初から拒絶反応を起こさないように考え方を学ぶことレベルであると、私は思います。生徒がそういう操作や入門知識を持っていたほうが、学習指導をしやすことがあります。
私達、さらには賛同する方々がプログラミング指導をする場合に、キーの操作やデーターの入出力から手取り足取り教えているのではたいへんです。そのような人員を抱えることも効率が悪くなります。
生徒は先に経験しておいてくれたほうが、安心してプログラミング指導に入ることができます。
2021年の4月を目がけて福井のプログラミング教室がものすごい数に増えました。学習指導のひとがみなさん、将来の世代のためにプログラミングを指導してくれるのなら良いですが、学習塾代わりの利益目的では、対外的に対抗できる生徒に育つかどうか疑問です。
AI利用の氾濫
テレビコマーシャルを見ていると何でもかんでもAIを語ります。本当に高度な技術を駆使するものもあるでしょうが、単なるデーターの統計学的な解析をAIでやりましたなど、聞くひとが知らないと思って言っています。
こういうこともプログラミングができると、すぐにわかります。
またソフト開発業には悪徳会社がよくあり、知らないと思って法外な開発料金を吹っ掛けてきます。
私もあきれるような料金を提示されたことがあり、独自でプログラムを組んでしまいました。プログラミングができると、システム開発を依頼するにしても、突っ込んだ質問ができます。
相手も簡単にごまかせないとわかります。
学力日本1・2位の福井がプログラミングにおいても他の都道府県に先立ち、さらに牽引して日本をプログラミング技術で優秀な国へと底上げをしたいと考えています。
学習手順
最期に学習手順として、
JavaScript で論理の組み合わせ方、展開の基礎を身に着けます。
つぎはPython もしくはC言語の基礎部分により、より実務に近いことを学びます。
そして将来の希望や理数的なことに優れている生徒はC言語における難関・挫折部分を早期に理解・取得してしまいます。
その後はC++ をやったりJAVAに取り組んだりですが、C言語ができれば市販本やネットの情報で、独自学習が十分にできます。